『介護』はよく耳にするけれど。。

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こんにちは。

東近江の井上です。

 

先日のお客様との会話。

同居していたおばあ様が10年くらいの闘病、介護の末に2年前亡くなられたそうです。

お客様のお母さん(おばあさまの娘)と二人での介護。

 

難病と、お客様曰くそれほどでもない認知症だったそうですが

当時はかなり参っていたと。

 

おばあ様が何年かの説得の後デイサービスに行ってくれるようになったものの

送り出しやお迎えのためにお母さんはお仕事を辞め。

 

認知症の症状なのか、排せつの失敗やそれを隠す行動によりとんでもないことになったり、

何よりお母さんが「昔はしっかりしていた母親」の現状を受け入れられず、強く叱責したりするその声がたまらなくて

仕事から帰宅するのが嫌だったと仰っていました。

 

それから、家を離れている姉妹がたまに帰ってくるけれど自分たちの介護疲れを癒すほどには協力してくれない不満など、

 

お聞きしていると、現状の大変さからくるご自分の中のダークな部分が辛かったんだろうなと感じました。

介護殺人などのニュースを見ても理解できると。

 

介護を受けるようになった方の状態を劇的に改善するのは不可能ですから

家族だけの密閉された空間でお世話をされている場合、心が壊れてしまわないように、自分を責めすぎないように

介護は家族だけがするものだという考えを取り払っていかないと、と思います。

情に厚い、まじめな人ほど心配です。

 

「どうせ相談しても、、。」

と諦めずに

「家族の恥を他人に知られたくない」

なんて思わずに

どんどん「もう無理なんです!」と相談機関や職場や周りの人に言った方がいいです。

特に経験していない者にとっては、最低でも聞くことがなければ想像もできないことです。

 

介護は個々のケースで違いますから本当に難しいとは思いますが、

同じような状況の方達と話す機会があればそれだけでも随分心が軽くなるのでは。

眠れない、エンドレスでやってくる問題などがあると

だれでも心が闇になります。

 

とは言っても渦中にいたら、どんな時が限界なのかわからないのかもしれません。

お客様も今になってやっと冷静に振り返っておられるようでした。

 

これからは医療の発達によって、誰もが介護したり介護されたりする時代ですから

突然来るその時に慌てないように経験者の話を聞き、私も心づもりをしようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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謙虚さを持ち続けること

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こんにちは。

東近江センターの井上です。

 

理美容師は、お客様から色んな情報を頂くことが多いと思います。

考えてみれば接客業の中でも、こんなに情報の行きかう仕事は飲み屋さん以外ではあまりないのでは?

 

子供に関する情報や

私の好きな地域の歴史の話などなど。

 

ネット上の情報とは違い、リアルで興味深い話を聞くことがあります。

 

先日農家のお宅のお客様と話していて、ミツバチを売る業者があることを初めて知りました。

これを養蜂業者というんですね。

箱に入ったたくさんのミツバチが届き、ハウスの中に放して受粉作業をしてもらうのだとか。

 

この農家さんは主にイチゴの栽培をされていますが、イチゴに限らず色んな農作物がミツバチによって作られているわけです。

人の手で受粉なんて、とんでもないらしいです(*_*;

 

少し前に、ミツバチがいなくなって食糧危機に面しているという記事を読みました。

それで改めて調べてみると

「蜂群崩壊症候群」という言葉が出ました。

ミツバチの群れが突然と消えてしまう現象で、アメリカを初め世界各国の問題だそうです。

 

はっきりした原因は不明、ストレスや栄養不足、農薬などが挙げられています。

 

私はあまりテレビを見ないにしても、こんな大事な問題を記事で読むまで知りませんでした!

報道されていますか?

野菜や果物は天候に左右されることは知っていましたが、ミツバチが大きな役割を担っていたとは。

農家さんにはもちろん、ミツバチにもお世話になっているんですよ。

 

野生のミツバチを見ても殺さないようにしましょうね。

ちょっかいを出さなければ刺されないそうです。

 

スーパーに行けば当たり前にどんな商品も並んでいて、高いだの安いだのしか考えがいかないことを反省します。

当たり前のことなど何ひとつないし、人間が全てをコントロールできるものと進んでいけば揺り戻しがいつか必ずやってくるんだろうなと感じました。

 

もっと自分の生活がどのように成り立っているのかを謙虚に考えてみなければと思います。

 

昨日うちの地域で収穫祭がありました。

作物の実りに感謝するというようなことは現代人には非科学的なことになっているかもしれませんが、

感謝することで当たり前を振り返れるという点で、現代人にも理にかなっている風習なのではないでしょうか。

 

 

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自分の気持ちを大事にする

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こんにちは。

東近江の井上です。

 

私たちは小さいころから「人を思いやる」ことを教えられてきたと思います。

人の気持ちを思いやることは、社会の一員として当然のことと思って育ってきました。

 

先日図書館で「自閉症の僕の七転び八起き」という本を借りました。

重度の自閉症の東田直樹さんの著書です。

テレビで東田さんを見たことがあって、普通にしゃべるのは困難なのですがキーボードを叩くように指を動かせばゆっくりと言葉になっていきます。

ですので、パソコンを使って思いを文章にするのができるのです。

 

普段何を思っているのか分からなかった自閉症のひとの内面や感じていることを知ることができるのはすごいことだと思います。

こちらの世界から見ると「パニックになって騒いで暴れている」と映る人が

その人の中では「そんな風にしたくないのに勝手にそうなってしまい、周りが困っていることが悲しい」

と感じているなんて、聞いてみないと分かりませんよね。

 

この本の中で

『自閉症者は普通の人の気持ちが分からないと言われますが、普通の人も自閉症者の気持ちをよく分かっていないと思います。』

とあります。さらに

『人の気持ちが分からないということが、そんなに重要な問題なのだろうかと考えることがあります。なぜならそれ以上に大切なのは、自分の気持ちだからです。』

と書いてあり、私の固くなっていた頭を揺さぶられた気がしました。

 

つまり、まず自分のことを知れということです。

自分がどうしたいのか、どう感じているのか、幸せなのか。

自分のこともよく分かっていないのに、人のことを考える余裕などないのです。

 

他人などどうでもよいということではなく、

自分の想いを大事にすれば、おのずと他人も大事にできるということですね。

よく聞くフレーズではありますが、違う角度から考えさせられました。

 

日本人の美徳は思いやりですが、自分の想いを犠牲にして他人を尊重するような顔をしていても、良い結果にはつながらないと思います。

人を思いやるのと、人の目を気にするのとは違う。

 

自分を大事に、それから他人。

普段からそんな風にしていたら、例えば自閉症者がパニックになっていてもこちらが困るのではなく、

「この人は何か今困っているんだなぁ」と思いやれる余裕が生まれるのではないでしょうか。

 

 

 

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